療育手帳を1年持ってみたら

育児日記

はじめに

こんにちは、えりです!
今回は「療育手帳」のお話です!

療育手帳を持って早一年が経とうとしていますが、
実際に療育手帳を持ってみてどうだったか、持つことになった経緯も含めてお話しします。

前回の記事はこちら↓

療育手帳とは?

障害者手帳は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称した一般的な呼称です。
制度の根拠となる法律等はそれぞれ異なりますが、いずれの手帳をお持ちの場合でも、障害者総合支援法の対象となり、様々な支援策が講じられています。

引用:障害者手帳 | 厚生労働省

上記は厚生労働省のサイトに記載された障害者手帳の説明です。

療育手帳とは「障害者手帳」の一つです。
児童相談所または障がい者更生相談所において、
知的障がいがあると判定された方に対して交付されます。
療育手帳を活用すると、各種の福祉サービスや支援を受けやすくなります。

療育手帳の「等級」

療育手帳には子どもがどれだけ支援が必要か「等級」が記載されています.。
福岡市では知能検査の結果に加えて日常の様子や行動障がいの程度を
総合して判断している
とのことです。

等級によって受けられるサービスが変わってくるのでご注意ください。

かーくんの場合は「新版K式発達検査」の結果や日常の様子などから
「B2」という判定を受けています。

参考:療育手帳 | 福岡市 (https://www.city.fukuoka.lg.jp/fukushi/zaitakushien/health/00002_2.html)

かーくんが療育手帳を交付されるまで

ここからはかーくんが手帳を交付するまでの経緯と、
福岡市で交付に必要だったものについてお話しします。

手帳を交付するまでの経緯

きっかけは1歳半健診の際、言葉などの発達の遅れが発覚してからです。
1歳半から2歳まで月2回の親子教室に通いましたが、発達は遅れたままでした、
※コロナ禍だったため、親子教室の開催等にも影響があったみたいです。

その後現在住んでいる県に引っ越すことになり、
健診を担当していた方に保健所への紹介状を書いてもらいました。
引っ越し後すぐに保健所で相談して現在の療育センターに発達検査の予約を行い、2歳3ヶ月で検査を行いました。

その後、来年度に療育園への入園を決めたのを機に「療育手帳」を取得することになりました。

かーくんの申請までの流れ(福岡市の場合)

福岡市では区役所の福祉・介護保険課で申請を行います。
その際に

・療育手帳交付等申請(届出)書
・療育手帳に貼る写真
(縦4センチメートル、横3センチメートル、最近1年以内に撮影した胸から上・無帽のもの)

福岡ではこの2つが必要でした。

また、受付の際に本人の聞き取りがありました。
この際事前に前述した発達検査を受けていたため、
検査をしたセンター等を伝えました。
当時は半年以内ならこの時の検査結果が利用できました。
※現在は違うかもしれないので、申請の際にご確認ください。

交付が決まって約2ヶ月後に手帳が交付されました。
手帳の申請をする時期によって交付まで時間がかかる場合があるので、
申請の際はご注意ください。

参考:療育手帳 | 福岡市 (https://www.city.fukuoka.lg.jp/fukushi/zaitakushien/health/00002_2.html)

手帳を入手してみてどうだった?

実際に手帳を交付されて1年経ちますが、
最初療育手帳がされることに少し戸惑いました。
けれど実際に利用してみた結果…。

「あってよかった!!」

これが正直な感想です。
ここから療育手帳を持つことのメリットとデメリットをお話しいたします。

メリット

我が家の療育手帳の用途としては「公共施設の利用料減免待遇」がほとんどです。

水族館などの公共施設は暴れたらどうしよう、
興味示さなかったら行ってもは…

という考えが大きく、外出のハードルが高かったです。

けれど、一部の施設は手帳の利用で子どもだけでなく保護者も割引が利くため、
「それなら行ってみよう」という気になれました。

この他にもタクシーや公共交通機関の割引なども地域によってはあるとのこと。
かーくんはまだ小さいため公共交通機関での割引は利用したことがないですが、
成長していくにつれ必要になってくると思います。

デメリット

療育手帳を取得すること自体、メリットがたくさんあります。
ただ、唯一デメリットがあるとすると…

「取得までのハードルが高いこと」だと思います。

療育手帳を取得する=「知的障害」と目に見えてわかる形で受け入れることになります。私も最初に取得に戸惑ったのはこれが一番大きかったからです。

しかし、もしいらないと判断したら返納することもできますし、
成長の過程で必要がなくなることもあります。
我が家の場合は子どもが安心して福祉サービスを受けられる
というメリットが大きかったため、取得することになりました。

さいごに

以上が「療育手帳を1年持ってみたら」でした!

取得までの流れなどはお住まいの地域によって変わるかと思います。

取得の方法や経緯等はあくまで私の住まいの地域と経験のお話です。
そのためもし迷われている方がいらっしゃったら、一度お近くの保健所か市区役所にご相談してはいかがでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回の投稿もぜひご覧ください。

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