はじめに
こんにちは、えりです!
先週から寒暖差が激しいですが、みなさまいかがお過ごしですか?
私とかーくんはというと…
インフルエンザB型に感染しました。
(現在は熱も下がっているため、来週から登園できます)
まさか一番感染対策をしていたのにかかるなんて…
皆さんもまだまだ寒暖差で体調を崩しやすい日が続くかと思いますが、
体調にお気をつけください。
前回はブログ限定で「良いお母さんを辞めた日」をお話ししました。
今回は前回の続きです。
前回の記事はこちら↓
本編スタート
出産後、怒涛のかーくんとの生活がスタートしました。
新生児の育児に慣れる間も無く決まった「カステラ県」への引っ越し。
初めての県外での生活がスタートしました。
孤独な育児と断乳
「カステラ県」での生活は孤独との戦いでした。
友人もいない県で話し相手は電話越しの両親。
パパは夕方になったらもちろん帰って来てくれますが、
基本的にかーくんと2人きりの生活でした。
孤独だった分さすがに手の抜き方を覚え、
家事や育児では少しずつ生活がしやすくなりました。
ただ引っ越しを機に、半分母乳、半分ミルクで過ごしていたかーくんが
生後6ヶ月を過ぎてから完全母乳になりました。
卒乳がしやすいようにずっとミルク半分で過ごしていたため、
完全母乳になった分、少しずつ体への負担がかかるようになって来ました。
離乳食は進んでいるものの、やはり母乳ばかり飲んでしまい食事量は増えず…。
加えて添い乳じゃないと安心して眠れないようになってきたかーくん。
体への負担も考え、1歳4ヶ月頃に断乳することにしました。
断乳を始めた1週間はかなりしんどかったです。
かーくんにもかなり負担をかけたかと思います。
断乳したことが正解だったかはわかりません。
けれど、断乳して体はかなり楽になり、離乳食も食べてくれるようになりました。
全て結果として良かったものの、
断乳したことへの負い目のようなものは生まれました。
発達の変化と1歳半健診
この頃のかーくんの発達はあまり気になることはありませんでした。
腰が座るようになって来た時期は6ヶ月くらい。
完全に座れるようになったのは7ヶ月。
つかまり立ちし始めたのは9ヶ月頃。
1歳2ヶ月ごろには歩き始め、1歳4ヶ月で外を歩けるようになっていました。
ただ発達で気になることがで始めたのが2つありました。
一つが「指差し」。
個人差はありますが、大体生後10ヶ月から子どもは指差しすると言われています。
が、かーくんは1歳を過ぎても指差しをすることはありませんでした。
そしてもう一つが以前からお話している「発語」。
半濁音も濁音ある程度の音は発声できました。
つまり、口周りの発達は割としっかりしていました。
けれどそれに反して、意味のある言葉は全然出ませんでした。
しばらくして一歳半健診の連絡が届いてから、
何度も指差しと言葉の発達についてネットで調べました。
「時期に話せるようになるから」
「指差ししなくても時期にするようになる」
いろんな記事を見ましたが、
気づくと自分を安心させるような記事ばかり見ていました。
かーくんは大丈夫と、安心したかったのだと思います。
けれど、現実はそう甘いものではありませんでした。
1歳半健診の日。
かーくんを連れて初めて行く施設で検診を受けました。
この日は暑く、時間帯もかーくんが昼寝をし始める時間。
あまり機嫌が良くない状態で歯科健診や身体測定をすることになりました。
なんとか測定を終えて1番の問題の「聞き取り」と発達の確認に。
この日かなりの人数が1歳半健診に来ていたせいか、
聞き取りのブースは少し慌ただしかったのを覚えています。
そこでは指差しや積み木の検査が行われましたが、
案の定検査はうまくできず、ただ積み木を並べて遊ぶだけで終わりました。
その時少し雑に言われたその一言が、いまだに忘れられません。
「あー、もういいわ。発達についてあっちでお話があるから」
今思うとあの大人数に対して忙しく検査をしていたので、
担当していた人も疲れなどがあったのかもしれません。
そんなつもりはなかったのも今はわかっています。
けれど、その時の一言が
「子どもをどうすることもできない母親」
そんなふうに言われている気持ちになりました。
その後保健師さんと発達についての話を別室でしました。
もちろん日常生活の様子や家族構成の話など、よくされる聞き取りでの確認です。
ただ初めて発達に関する聞き取りを受けていくうちに
「発達が遅れている」という現実を突きつけられなりました。
1歳半健診後と初めての親子教室
帰宅後、ただ辛かったのを覚えています。
発達の遅れ…後にわかる自閉スペクトラム症の原因はまだ解明されていないため、
私自身が悪いというわけではありません。
けれど、それでも
「ちゃんと産んであげられなかった」
「ちゃんと発達を促してあげられなかった」
「もっとできることがあったんじゃないか」
「楽をし過ぎたんじゃないか」
気づくと自分を責めていました。
それ以外、この気持ちをどこにぶつけたら良いのかわからなかったから。
しばらくして、市内で行われている「親子教室(ステップアップ教室)」の案内が来ました。
コロナ禍ということもあり月に2回の午前中。
場所は歩いて1時間、バスも1時間に一本しかない場所でした。
それでも、現状が少しでも変わるなら…そんな思いで通い始めました。
ペーパードライバーだったこともあり、ベビーカーを押したり抱っこ紐を使ってその教室に通うことにしました。
そして初めての親子教室。
近所に小さい子がいないため、かーくんは従姉妹以外で歳が近い子どもと触れ合うのは初めて。
かくいう私もそれは同じで、不安でいっぱいの中教室に参加しました。
そして初めての教室は…かなり苦い思いで終わりました。
周りの子どもと比べてはいけないのですが、
やはり周りの子に比べてできないことが多いかーくん。
「他の子はできるのに…」
そんな思いで泣いているかーくんを抱っこし参加していました。
「できない」ということがとても辛かったです。
けれど、親子教室に通って行く中で、
私にもかーくんにも少しずつ「変化」が出てきました。
さいごに
1歳半健診を健診を受けたこの頃、
恐らく一番自分を責めて、一番辛かった時期だと思います。
誰が悪いわけでもありませんが、
自分の気持ちのやり場がわからず1人で苦しんでいました。
この後、親子教室を通して少しずつ心境の変化が出てきます。
このお話はもう少し続きます!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回の投稿もぜひご覧ください。