はじめに
こんにちは、えりです!
春分も過ぎ、3月は後半。
このブログを投稿している日は、かーくんも最後の年少さんの日です。
今のクラスのお友達と別のクラスになることはまだよくわかっていないようです。
次のクラスの発表はまだ先ですが、
どんな年中さんになるのか、今から楽しみです。
そして私は保護者会でうまく立ち回れるか不安です…(笑)
さて。
前回はブログ限定で「良いお母さんを辞めた日③」をお話ししました。
今回でこのお話は最後です。
前回の記事はこちら↓
本編スタート!
カステラ県での親子教室に通っていくうちに、私とかーくんの中で変化が出てきました。
かーくんの発達が劇的に変化したわけではありませんでしたが、
2人きりの世界だった私たちが初めて「世界」を広げられた親子教室。
年始が過ぎた後も通っていく予定でしたが、大きな環境の変化が訪れます。
カステラ県からの引越し、故郷へ
2歳になった頃、再度健診を受けることになっていました。
2歳の健診の結果でも「発達の遅れ」を指摘されたかーくん。
当初の予定では3月まで親子教室に通い、年度が変わる頃に正式に発達検査を受けてカステラ県で本格的な「療育」の準備を進めることになっていました。
けれど、その予定が大きく変わりました。
そう、パパの予定より早い「転勤」です。
部署移動に伴う転勤で、次の引越し先は故郷のめんたいこ県。
その転勤が正式に決定したのは年明けの1月でした。
そこから怒涛の1ヶ月が始まりました。
2月に入ってから急遽次の家探し、そして2月末には引越しをすることに。
引っ越しはかなり大変でしたが、
無事に引っ越しが完了しました。
その後現在の療育園に入園するまでの流れは
以前書いた記事『療育手帳を1年持ってみたら』の
「かーくんが療育手帳を交付されるまで」に書いている通りです。
引っ越し後の変化
初めての発達検査で「発達障がい」を正式に言われた時は
わかっていたことでもショックは大きかったです。
けれど、めんたいこ県に引っ越してから、私自身の気持ちにも少しずつゆとりが出てきました。
新しい「親子教室」に通うまでの間は相変わらず2人きりの生活でした。
それでも、気軽に会いに行ける両親や友人たち。
見知った土地と新しい住まいの利便性の良さ。
そしてゆっくりではあるけれど少しづつできることが増えていくかーくん。
現在の住まいに引っ越してきて1ヶ月後。
かーくんはようやく手を繋げるようになったり
たどたどしくも「あか」「あお」などを絵本の色を見て言えるようになったりと、
小さな変化をたくさん見せてくれました。
「発達障がい」という現実はどう受け止めたら良いかわかリませんでした。
そしてそんなかーくんを「良い母親として」育てられるか。
それが不安で苦しくて仕方ありませんでした。
けれど、カステラ県での「親子教室」を機会に、
「今の自分のままでも大丈夫」という気持ちを持つことができるようになったのだと思います。
良い母親から、「自分らしい母親」へ
このお話を書きながら今までを振り返って、
自分自身が何かできるようになったわけでもなく、生活に劇的な変化があったわけではありません。
もちろん、親子教室に通ったからといって、
かーくんが劇的に発達がに変化があったというわけでもありません。
特に自分自身が「きょうだい児」だからこそ
かーくんの発達の遅れを指摘されたときは「未来」が不安で仕方なかった。
かーくんの将来や自分の未来への不安はとても大きいです。
今でも泣きそうになる日や眠れない日があるくらい。
それでもこの4年間を通して
「もっと肩の力を抜いていい」
「周りにとらわれず、自分らしくいていい」
そう思えるようになったのは何より大きな変化だったと思います。
こう思えるようになったからこそ、
これからの未来、自分らしい選択肢を探そうと思えました。
「良い母親」という定義は曖昧ですが、
「良い母親にならないと」と思う人はいると思います。
私も「良い母親」にならないとと、今でも時折思うことはあります。
育児でやらかしちゃった日とか特に。
もちろん「良い母親」になるのは悪いことではありません。
ただそれで自分自身を追い詰めてしまいそうになった時は
「自分らしくていいんよ」
と自分自身にいうようにしています。
甘いものを食べたっていい。
推し活したっていい。(私だってオタクです!)
好きな映画観たっていい。
ゲームする時間作ったっていい。
ご飯を冷凍食品やデリバリーに頼ったっていい。
掃除ができなくたっていい。(私は掃除苦手です!)
手を抜いたっていい。
周りができて自分の子ができないことがあっていい。
その分自分の子にできることはいっぱいあるから。
何でも良いんです。
子どもと笑える時間が作れたら。
自分を見失わなければ。
「自分らしい育児」ができたらそれで良いと、私は思います。
良いお母さんを辞めた日
→自分らしいお母さんになった日
(完)
最後に
いかがでしたか?
もうほとんど本編に書いてしまったのですが…
今回のお話はあくまで我が家の場合のお話です。
恐らくご家庭の数だけ違ったエピソード、違った思いがあると思います。
正直、私の育児はやらかしてばかりで自慢できるものはあまりありません(笑)
どんだけやらかすねん!って自分に突っ込みたくなるくらいやらかしています。
けれど、それでも胸を張って言えるのは
「今の自分は幸せだ!!」
その一言です。
いつか誰かがこのブログを見て、
何か足がかりにしていただけたらなと願っています。
4回にわたる長いシリーズになりましたが、
お付き合いいただきありがとうございました!
次回からいつもの育児日記を書いていけたらと思います。
次回の投稿もぜひご覧ください。