はじめに
こんにちは、えりです!
前回はブログを始めて一周年が経ったということで、一年前との発達の比較をご紹介しました。
今回は先日「日中一時支援」の登録や契約をしたので、登録までの流れをお話しします。

前回の記事はこちら↓
「日中一時支援事業」とは

まず、福岡市の「日中一時支援事業(以下、日中一時支援)」についてご説明します。
日中一時支援とは、在宅で障がいをもつ人を介護している方が
一時的に介護ができない場合(出産や病気、事故、仕事や旅行…など)に利用できる事業です。
月10回の利用制限はありますが、日帰りで排せつ、食事の介護、その他必要な支援を契約した施設で行ってもらえます。

日中一時支援は「放課後等デイサービス」に似ていますが、こちらは施設によって子どもから大人まで幅広く利用できるのが特徴です。
福岡市日中一時支援事業について | https://www.city.fukuoka.lg.jp/fukushi/shisetsushien/health/sevice/hukuokasinittyuuitijisienzigyou.html#01idousienzigyoutoha
利用の対象について
次に利用の対象についてお話しします。
日中一時支援を利用できるのは、大体どの地域でも共通して
- 「身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳」のいずれかを持っている人
- 短期入所の支給決定を受け、要件を満たしている人
上記のいずれかとされています。
かーくんの場合は「療育手帳」を取得しているため、利用登録が可能です。
こちらはお住まいの地域によって差があるため、詳しくは地域の福祉課等にお問合せください。
また、利用の際は地域によって利用料がかかる場合があります。
利用料は世帯の収入によって変化するため、詳しくは市区役所にお問合せください。
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日中一時支援の登録〜施設への契約まで
利用登録の流れ(受給者証の交付まで)

かーくんは事前に療育手帳を取得していたので、
利用登録から始めました。
療育手帳の取得までのお話はこちら↓
利用登録は大まかに
市区役所へ「聞き取り日」の予約
↓
「聞き取り」
↓
登録決定の通知
こんな感じの流れで進みました。
利用登録はまず居住地の市区役所の「福祉・介護保険課」などに電話などで問い合わせをするとこからスタート。
福岡市の場合、住まいの地域の「福祉・介護保険課」に電話しました。
そこで日中一時支援の登録の「聞き取り訪問」の日を決めます。
(4月下旬に予約の問い合わせをした際、5月半ばに予約が取れました)

で、この「聞き取り訪問」なのですが…
福岡市の場合、子どもも一緒に行きます。
聞き取り日は平日のため、園などに通ってる方は聞き取り訪問の旨を園に伝えて欠席等の連絡が必要です。
(かーくんは途中から行くのはNGかもしれないので、この日はお休みしました)
聞き取り訪問の際に必要なものは
- 申請書
- 収入の認定に必要な資料(市民税課税・非課税証明、収入額が確認できる書類など)
※省略できる場合があるので、詳しくはお住まいの区の福祉・介護保険課にお問合せください。 - 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳(自立支援医療受給者証(精神通院)等)
以上です。
聞き取りの時間が長めのため、子どもが飽きないようにおもちゃや絵本もあるといいかもしれません。
可能ならもうひとり大人が付き添うのもありかも…
(後で付き添ってもらえばよかったと後悔しました)

聞き取りの内容は住まいの地域によって異なるかもしれませんが、
私の場合は
- 利用の目的
- かーくんができること
- 生活の様子(食事や介助の程度など)
こんなことを話しました!
そんな感じで聞き取りは30〜1時間程度と長めにかかり、なんとか終了。
(半分はかーくんが落ち着かなかったのもありますが)
その後は結果が出るまで2週間程度、遅くても1ヶ月以内に「日中一時支援」の受給者証が交付されます。
※お住まいの地域によって異なるため、詳しくは住まいの地域の市区役所にご確認ください。
事業者との契約について

受給者証が交付されたら、次は「日中一時支援事業者」との契約です。
「日中一時支援事業者」は民間から療育施設まで様々あります。
今回かーくんは通っている療育園で日中一時支援の利用契約を行いました。
契約方法は施設によって異なりますが、
今回お世話になっている場所のため、
利用契約の問い合わせ
↓
契約と利用方法の確認
↓
手続き完了
こんな感じで契約が進みました。
基本的に契約書へのサインと利用方法の確認がメインでした。
これで日中一時支援の利用ができるようになります。
日中一時支援の登録のきっかけ

今回日中一時支援を登録することになったきっかけですが、
在宅で仕事をしたいという思いももちろんありました。
けれど、今かーくんと1番関わっている私に何かあった場合を考えました。
お互い実家がある県に住んでいるとはいえ、離れて住んでいるためすぐには駆けつけられません。
もちろんそれ以外にも、今後進学の手続きなど様々な用事、自分のメンタルの不調など…何かしらあった場合はどうするか。
それを考えた際、私が無理したら1番困るのは「かーくん」です。

万が一頼れる「何か」を作ることで、今後自分自身の選択肢を増やすことも大事かと思いました。
今はまだ利用していませんが、
今後利用した際はどのようなきっかけで利用したかまた改めてご紹介します。
さいごに
以上が「日中一時支援に登録した」お話でした。
育児をしていると、どうしても一人で悩んだり誰に頼っていいかわからなくなることがあります。
それを長崎での育児で実感しました。
そのため、利用できる制度などがあったらまず登録だけでもすることが、自分自身が助かる第一歩だと思います。
今後こうした支援など、もし利用する機会があったらまたご紹介して、皆さんの選択肢を増やしていけたらいいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回の投稿もぜひご覧ください。