はじめに

こんにちは、えりです!
前回は「かーくんと生き物」について、2回にわたってお話しました。
今回はかーくんも再来年は「小学校」に入学するで、
かーくんの今後の進路について数回に分けて書いていこうと思います!
現在色々調べたり動いている最中なので、
数回に分けて出来るだけリアルタイムでご紹介できたらと思います。
前回の記事はこちら↓
進路を考え始めたきっかけ
かーくんの進路についてぼんやりと考え始めたのは少し早く、
年中になって「進路について」の学習会を受けてからです。

この時年中、年長の保護者合同で説明会があり、年長の保護者向けに「就学相談」の説明や学校見学の話などもありました。
年中からでも学校見学は学校に問い合わせればできるとのことだったため、早めにかーくんの進路を考えてみることにしました。
自閉っ子の入学までの流れ

進路の説明会やいろんなサイトなどを調べた結果、
「発達検査」
⇒就学相談の際にその時の発達の程度によって就学先の目安にします。
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「就学相談」
就学相談で発達検査の結果や今住まいの地域など総合的にみて
子どもの就学希望を相談します。
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「教育委員会から就学先の決定」
就学相談の内容や各学校の児童数などを鑑みて就学先が決定します。
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「入学説明会」
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「入学!」
福岡市での入学までの流れは大まかにこんな感じ。
※この他に放課後等デイサービスの契約などが別途入ってきます!
では、実際自閉っ子の進路にはどんな選択肢があるかご紹介します。
通常学級(普通級)

通常学級はみなさんが一番イメージしやすい教室の形かと思います。
1学級に在籍する児童は30~40名前後くらい。
健常発達の児童たちと同じように国語、算数などのカリキュラムを学習していきます。
もちろん学校側との相談次第では支援員をつけてもらったり、障がいや個々の特性に応じた配慮をしてもらったりすることもできます。
小学校によっては1~2年生の間は通常学級で発達などを見て、その後このまま通常学級で過ごすのかなどを決める場合も。
※こちらは子どもの発達の程度などによって変わってくるらしいです。
通級指導教室
こちらは通常学級に在籍しながら、どうしても通常学級で学習が難しい内容を週に数回別の教室で勉強する形式です。
通級の回数等は発達に応じて変わるので、こちらは学校に相談することがおすすめです。
特別支援学級

通常の学校にある特別な学級です。
在籍人数は8名前後。
特別支援学校の学習指導要領に基づいてカリキュラムが作られているため、個々の特性や発達に応じた学習ができます。
学級には「知的」「情緒」「難聴」など、学校によって設けている学級が異なりますので、市区町村の特別支援学級の整備状況を調べてみてください。
特別支援学校
通常の学校とは別に独立した特別な学校です。
1学級あたりの在籍する児童は5~8名くらい。
特別支援学校の学習指導要領に基づいて、個々に異なるカリキュラムを学びます。
特別支援学校と特別支援学級の違い

特別支援学校と特別支援学級の違いは、「自立支援」を中心に置くか「学習サポート」を中心に置くかです。
どちらも障がいによる困りごとを減らすことに違いはないですが、
子どもが今「どんな困りごとがあるか」を考えて就学相談で相談するといいかもしれません。
かーくんの進路

これら色々な情報や現在の状況等をパパと話し合った結果、
かーくんにはまず
①「自立支援」を中心としたサポートを受けてもらいたい
②ガッツリ学習するより個性を重んじたゆったりとした環境で過ごしてもらいたい
③集団生活に慣れてもらいたい
これらの思いから、現時点では「特別支援学校」を希望しています。
学習について意欲が出てくるようであればサポートする手段はいくらでもあるので、
学習面のサポートはまた追って考えていこうと思います。
最後に

以上が「かーくんの進路①〜かーくんの学校選び その1〜」でした。
現時点で身辺自立は少しずつできるようになってきていますが、
やはりまだまだできないこともたくさんあります。
そういった意味で、将来的な「自立」と「社会参加」を目標にできたらと思います。
さて、現時点での進路が決まった私たちですが、
ここで大きな問題に直面します…
それはまた次回!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回の投稿もぜひご覧ください。